COLUMNタクウィルコラム

金融機関向けのリード獲得方法7選|商談獲得につなげるポイントや成功のコツを解説

「金融機関に自社サービスを提案したいが、なかなかリードが獲得できない」

「現場担当者と名刺交換はできても、商談や導入になかなか進まない」

こうしたお悩みを抱えていませんか?

金融業界は、厳格なセキュリティ基準や複雑な意思決定プロセスがあり、他業界と同じマーケティング施策では通用しにくい特殊な領域です。しかし、金融機関特有の課題や検討プロセスを深く理解し、適切な手法を選択すれば、質の高いリードを獲得できます。

そこで本記事では、金融機関向けのリード獲得が難しい理由をはじめ、成功させるためのポイントや7つの具体的手法を紹介します。また、商談化率を高めるコツまで解説しているので、ぜひ最後までお読みください。

▼この記事でわかる内容

「決裁者に直接アプローチできず、商談化が進まない」という課題には、「タクウィルセールス」が有効です。14,000名以上の顧問ネットワークを活用し、金融機関の決裁者層との商談機会を創出します。

完全成果報酬型で月額固定費はかかりません。まずは以下から詳細をチェックしてみてください。

>>営業の新規開拓・決裁者との商談ならタクウィルセールス

金融業界で質の高いリード獲得が難しい理由

金融業界は、リード獲得から商談化までの難易度が高い業界です。ここでは、金融機関に対するアプローチがなぜ難しいのか、具体的な3つの理由を詳しく解説していきます。

▼金融業界で質の高いリード獲得が難しい理由

理由①|決裁者までたどり着くハードルが高い

金融機関への営業活動において、予算権を持つ決裁者や役員層と直接接点を持つことは極めて困難です。その理由は、組織の規模が大きく意思決定の階層が深いため、現場から上層部へ情報が上がるまでに多くの障壁があるからです。

実際の導入プロセスでは、現場の担当者だけでなく、経営企画やシステム管理、リスク管理など多岐にわたる部門の承認が求められます。そのため、現場担当者と接点を持てても、決裁者まで提案内容が十分に伝わらず、商談化や受注につながらないケースは少なくありません。

決裁者へのルートを開拓するには、組織全体の複雑な意思決定構造を理解することが不可欠です。現場と決裁者それぞれの課題を把握し、多層的なアプローチを仕掛けていく必要があります。

理由②|検討期間が長く商談化しにくい

金融業界では、初回接点から受注までのリードタイムが長く、商談化しにくい傾向にあります。他業界よりも部門間での利害調整や稟議プロセスに膨大な時間がかかり、慎重に検討されるためです。

具体的なツール導入までに、半年から1年以上かかるケースも珍しくありません。この長い検討期間の間に、競合他社のサービスへ乗り換えられてしまうこともあります。

そのため、単発のアプローチだけでは、相手の関心をつなぎ止められません。相手の検討フェーズを見極めながら情報提供を続け、信頼関係を築くことが重要です。

理由③|金融業界特有のコンプライアンス審査がある

金融機関をターゲットにする際には、厳しいコンプライアンス・セキュリティ審査が営業活動全体の大きな障壁となります顧客の資産や個人情報を扱う業界の特性上、リスク許容度が低く、外部サービスの導入には高い安全性が求められるからです。

情報漏洩対策や法規制の遵守、システムの安定稼働に加え、同業他社での導入実績も重要な判断材料となります。これらの基準をクリアできないサービスは、機能が優れていても検討の土俵にすら上がれません。

金融機関のリードを獲得するには、相手が抱えるセキュリティへの懸念を先回りで払拭することが不可欠です。客観的なエビデンスや導入実績をあらかじめ提示し、サービスの信頼性を証明する準備を整えておきましょう。

金融機関向けのリード獲得を成功させる3つのポイント

ここでは、金融機関向けのリード獲得を成功させる3つのポイントを紹介します。

▼金融機関向けのリード獲得を成功させる3つのポイント

ポイント①|ターゲットとなる金融機関を明確にする

まずは、アプローチすべきターゲットを具体的に絞り込むことが重要です。金融業界と一口に言っても、メガバンクや地方銀行、生命保険、証券会社など、業態によって抱える経営課題や組織の意思決定構造は異なります。

そのため、不特定多数に向けた画一的なメッセージでは、担当者の関心を惹きつけることはできません。

ABM(アカウントベースドマーケティング)の考え方を取り入れ、自社の商材が貢献できる企業を特定しましょう。ABMとは、受注につながる可能性が高い企業を選定し、企業ごとの課題やニーズに合わせて営業・マーケティングする手法です。

そのうえで、DX推進部や経営企画部といったキーマンを想定し、個別最適化したアプローチを設計します。金融業界は全体の企業数が限られているため、受注確度の高いターゲットに注力する戦略が効果的です。

ABMについて詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。

>>【BtoB向け】ABMとは?マーケティング手法の内容やメリットを簡単に解説

ポイント②|金融業界特有の課題に合わせて訴求する

自社商材の機能やスペックを羅列するのではなく、金融業界が抱える特有の課題にフォーカスした訴求をしましょう。

金融機関が外部サービスに求めているのはツールそのものではありません。自社の経営課題をどう解決し、どのような投資対効果(ROI)をもたらすかという結果です。

例えば、以下のような課題に対して、改善効果や費用対効果(ROI)を具体的な数値で示すことが重要です。

また、提案の説得力を高めるには、金融庁や日本銀行などが公表している客観的なデータや一次情報を引用するのも有効です。業界動向を踏まえた提案をすることで、導入を検討するパートナーとして評価されやすくなります。

ポイント③|中長期で信頼関係を構築する

初回の接点ですぐに売り込みをかけるのではなく、中長期的な視点で関係性を築いていきましょう。金融機関は、リードを獲得してから実際の商談や契約に至るまでの期間が長いからです。

具体的には、金融業界の規制動向やセキュリティ、業務効率化に関する事例・ノウハウを定期的に提供しましょう。「課題解決のパートナー」として認識してもらうことが大切です。

こうした積み重ねにより、検討段階で有力な候補として認識されやすくなります。

金融機関向けのリード獲得手法7選

ここでは、オンラインからオフラインまで、金融業界に効果的な7つのリード獲得手法を厳選しました。それぞれの特徴や成功のポイントを詳しく解説するので、自社の課題に合った手法を見つけてください。

▼金融機関向けのリード獲得手法7選

手法①|業界特化型の展示会・イベント出展

金融業界に特化した展示会やイベントへの出展は、Web上では接触しにくいターゲットと直接対話できる手法です。

来場者は課題意識が明確な層が多く、質の高いリードを獲得しやすい点が特徴です。金融・IT系イベントでは、担当者だけでなく決裁層と名刺交換できる機会もあり、対面ならではの信頼関係を築きやすくなります。

成果を高めるには、出展前にターゲット企業をリスト化し、可能な限りアポイントを事前設定しておくことが大切です。また、ブース対応で完結させず、資料ダウンロードや個別相談といった次のアクションへの導線を用意し、後日のフォロー体制を整えておきましょう。

手法②|ラウンドテーブル(少人数座談会)

ラウンドテーブルは、決裁権を持つ役員や部長クラスとの接点づくりに有効な手法です。少人数・招待制で特定のテーマについて意見交換できるため、参加者同士が情報交換しやすく、信頼関係を築くきっかけになります。

一般的な大規模セミナーのような一方通行の情報発信とは異なり、参加者同士で本音の議論を交わせるのが大きな特徴です。この場で自社の専門的知見を提供しつつ、参加者の課題を直接ヒアリングすることで深い信頼関係が生まれます。

決裁者へ直接アプローチできるため、商談化の可能性を高められます。

手法③|ウェビナー(オンラインセミナー)

ウェビナーは、獲得したリードとの継続的な接点を維持し、検討を後押しする手法です。多忙な金融機関の担当者でも、自席やテレワーク環境から参加しやすく、参加のハードルを下げられます。

成果につなげるには、テーマ設計が重要です。「金融機関のセキュリティ要件への対応」「規制改正をふまえた業務効率化」など、相手の課題に直結する切り口を選ぶと、参加率と満足度が高まります。

申込フォームで部署名や役職を取得しておけば、参加後のフォローで決裁者へのアプローチ精度も上げられます。

ただし、ウェビナーは当日参加されないケースが少なくありません。リマインドメールの送付や見逃し配信を用意し、参加後は個別相談へ誘導する導線を設計しましょう。

手法④|ホワイトペーパー

ホワイトペーパーは、質の高いリードを獲得する有効な手法です。金融業界の課題や法改正への対応、導入事例などをまとめた資料を提供することで、情報収集段階の担当者との接点をつくれます。

ホワイトペーパーを作成する際は、自社の製品カタログではなく、実務に役立つ具体的なノウハウをまとめましょう。独自性の高いコンテンツを提供することで、自社の専門性を伝えやすくなり、信頼獲得につながります。

手法⑤|コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングは、検索エンジン経由で課題意識の高い良質なリードを獲得する手法です。検索ユーザーは課題解決を目的に情報収集しているため、商談につながるリードを獲得しやすくなります。

金融業界をターゲットにする場合、オウンドメディアやSEO記事において「E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)」を担保することが重要です。専門家による監修をつけたり、金融庁や日本銀行が公表する客観的なデータを引用したりして、情報の正確性を裏付けましょう。

信頼性の高いコンテンツを蓄積することで、中長期的に安定した集客基盤を構築できます。

手法⑥|金融業界特化メディアへの広告出稿

自社集客の限界を感じている場合は、金融業界に特化した専門メディアへの広告出稿がおすすめです経営層やIT部門の責任者など、特定のターゲット層へピンポイントに情報を届けられるからです。

一般的なWeb広告では、金融機関の担当者だけを絞り込んでアプローチするのは難しく、関係のない層にも広告が配信されてしまいます。

しかし、「ニッキン」や「FIT」といった金融系の専門メディアであれば、読者の多くが金融機関の関係者で占められています。そのため、汎用的なWeb広告ではリーチしにくい層に対し、効果的に認知を広げることが可能です。

手法⑦|ニアバウンド

既存のつながりを活用するニアバウンドは、慎重に導入を検討する金融機関へのアプローチに適した手法です。既存顧客やパートナー企業からの紹介を起点とするため、初めから一定の信頼残高がある状態で商談をスタートできます。

金融業界は前例や実績を何よりも重んじる保守的な文化を持つ業界です。そのため、「同業他社で実績を出している」「信頼できる企業からの推薦がある」という事実が強力な後押しとなります。

自社の持つネットワークを最大限に活かし、質の高い商談機会を創出してみてください。

「ニアバウンドを実践したいが、決裁者につながる人脈が社内にない」という場合は、「タクウィルセールス」がおすすめです。14,000名以上のエンタープライズ決裁者とつながる顧問ネットワークを活用し、大手企業の意思決定層との商談機会を創出できます。

詳細は以下からご確認ください。

>>営業の新規開拓・決裁者との商談ならタクウィルセールス

金融機関のリードを商談につなげるコツ

ここでは、リードを確実に商談、そして受注へと引き上げるための3つのコツを解説します。

▼金融機関のリードを商談につなげるコツ

コツ①|検討フェーズに合わせて提供する情報を変える

リードの検討段階に応じて、提供する情報を最適化しましょう。情報収集の段階と比較検討の段階では、必要とされる情報が異なるためです。

例えば、初期の認知段階であれば、最新の業界動向や課題提起のホワイトペーパーが効果的です。一方で、比較段階にはROIのシミュレーションや同業他社の成功事例が求められます。

最終的な予算決定の段階では、詳細なセキュリティ監査レポートや導入後の保守体制など、安心材料となる情報が必要です。このように、相手のフェーズを見極めて適切な情報を提供することで、着実に次のステップへ進められます。

コツ②|長い検討期間でも接点を絶やさずマインドシェアを保つ

長い検討期間でも接点を維持し、自社を継続的に認知してもらうことが大切です。金融機関では意思決定までに時間を要するため、継続的なアプローチが商談化につながります。

この長い期間を乗り切るためには、ステップメールやMA(マーケティングオートメーション)ツールを活用しましょう。法規制の変更案や最新の他社事例など、相手が今すぐ知りたい有益な情報を定期的に配信するシナリオを設計します。

大切なのは、無理な売り込みではなく、役立つ情報提供に徹して関係性をつなぎ続けることです。常に第一想起される存在を目指し、検討が本格化した際のパートナー枠を確保しておきましょう。

コツ③|担当者の「社内稟議」を先回りで支援する

担当者の稟議プロセスを先回りで支援することが、受注を勝ち取るためのポイントです。

金融機関では現場が導入を希望しても、経営層やシステムリスク管理など、複数部署の厳しい承認をクリアしなければなりません。そこで、担当者がそのまま上司に提出できるような資料をあらかじめ準備して渡してあげましょう。

具体的には、競合他社とのわかりやすい比較表や、費用対効果のシミュレーション、同業他社の導入事例などが喜ばれます。担当者を通じて決裁者へ提案内容を伝え、社内稟議を進めてもらうイメージです。

決裁者が抱くセキュリティリスクや前例主義といった不安を払拭する材料を揃え、商談の最後の一押しを確実なものにしてください。

まとめ

金融機関のリード獲得では、厳しいセキュリティ要件や長い検討期間、複雑な社内稟議への対応が求められます。そのため、ターゲットを明確にしたうえで、展示会やウェビナー、ホワイトペーパーなど複数の施策を組み合わせ、継続的に接点を持つことが重要です。

また、検討フェーズに応じた情報提供や社内稟議を支援する資料を用意することで、商談化や受注につながりやすくなります。本記事で紹介した施策を組み合わせ、自社に最適なリード獲得体制を構築しましょう。

なお、金融機関の決裁者へ効率的にアプローチしたい場合は、「タクウィルセールス」の活用もご検討ください。

>>タクウィルセールスの詳細はこちら

この記事の監修者

長峰 彩乃
長峰 彩乃
株式会社エスプール
ヒューマンキャピタル事業部 ニアバウンド支援部 部長
株式会社エスプール新卒入社。主幹事業である人材派遣事業を経て、ヒューマンキャピタル事業部へ配属。スタートアップ向け営業支援サービスの営業リーダー就任後、個人売上高3億円を達成。人脈を活用した大手企業開拓手法「ニアバウンド」を発信。

  1. ホーム
  2. タクウィルコラム
  3. お役立ち情報
  4. 金融機関向けのリード獲得方法7選|商談獲得につなげるポイントや成功のコツを解説

プロ人材・ハイスキル人材へ仕事を任せたい方は
お気軽にお問い合わせください。

0120-36-4510 平日10:00 - 18:00
Page Top