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オウンドメディアの成功事例18選|成果につながるポイントを解説

オウンドメディアは、広告に頼らず継続的な集客やブランディングを実現できるマーケティング施策として、多くの企業が取り組んでいます。

しかし、

「記事を更新しているのに成果につながらない」

「何を発信すれば良いかわからない」

「成功している企業は何が違うの?」

と悩む担当者も少なくありません。

オウンドメディアを成功させるためには、単に記事を増やすだけではなく、目的に合った戦略設計や、ユーザーに価値を届けるコンテンツ設計が重要です。

実際に成果を出している企業は、リード獲得・採用・ブランディングなど、それぞれの目的に合わせて情報発信を行い、自社ならではの強みを活かしています。

そこで本記事では、BtoB・BtoC・採用領域におけるオウンドメディアの成功事例18選をご紹介します。

あわせて、成功事例に共通するポイントや、成果につなげるためのコツも解説するので、これからオウンドメディア運用を始める企業や、既存メディアを改善したい担当者の方はぜひ参考にしてください。

▼この記事でわかること

目次
  1. 【BtoB】オウンドメディアの成功事例
  2. 【BtoC】オウンドメディアの成功事例
  3. 【採用】オウンドメディアの成功事例
  4. オウンドメディアの成功事例に共通するポイント
  5. まとめ|成功事例から自社に合うオウンドメディア戦略を見つけよう

【BtoB】オウンドメディアの成功事例

BtoB企業のオウンドメディアでは、SEOによるリード獲得や、自社の専門性を活かしたブランディングを目的に運用されるケースが多く見られます。

特にBtoB領域では、検討期間が長く、比較検討されやすいため、ユーザーの課題解決につながるコンテンツを継続的に発信することが重要です。

ここでは、実際に成果を出しているBtoB企業のオウンドメディア事例をご紹介します。

▼【BtoB】オウンドメディアの成功事例

ferretメディア|Webマーケティング特化でリード獲得に成功

引用元:ferretメディア

ferretメディアは、Webマーケティングに関するノウハウを発信しているオウンドメディアです。

SEO・SNS・広告運用など、マーケティング担当者が抱える課題に対して実践的な情報を提供しており、多くの検索流入を獲得しています。

また、記事内からホワイトペーパーやサービス資料DLへ自然に導線設計されている点も特徴です。

単なるPV獲得ではなく、リード獲得までつなげる設計が徹底されており、BtoBオウンドメディア成功事例として広く知られています。

サイボウズ式|「働き方」を軸にブランディングを強化

引用元:サイボウズ式

サイボウズ式は、グループウェアを提供するサイボウズ株式会社が運営するオウンドメディアです。製品紹介を前面に出すのではなく、「働き方」や「組織づくり」をテーマに情報発信している点が特徴です。

インタビュー記事やコラムを通じて企業文化や価値観を発信することで、多くの共感を集めています。

結果として、企業ブランディングや採用強化にもつながっており、「売り込まないコンテンツマーケティング」の成功事例として注目されています。

Money Forward Bizpedia|バックオフィス領域で認知拡大に成功

引用元:Money Forward Bizpedia

Money Forward Bizpediaは、バックオフィス業務に関する情報を発信しているオウンドメディアです。

経理・人事・労務など、企業担当者が抱える実務課題に対して、わかりやすいノウハウ記事を提供しています。

検索ニーズの高いキーワードを意識したSEO設計により、多くの検索流入を獲得している点が特徴です。また、サービス導線や資料請求導線も整備されており、リード獲得にもつながっています。

バーコード講座|ニッチ領域特化で高い専門性を構築

引用元:バーコード講座

バーコード講座は、バーコードやQRコードに関する専門情報を発信しているオウンドメディアです。株式会社キーエンスが運営しています。

ニッチな領域に特化しているものの、「バーコード 作り方」「JANコードとは」など、実務担当者の検索ニーズに応えるコンテンツを充実させています。

専門性の高いテーマをわかりやすく解説することで、検索流入を獲得している点が特徴です。

また、自社サービスへの導線も自然に設計されており、問い合わせ獲得にもつながっています。

ばね探訪|製造現場に密着した独自コンテンツで差別化

引用元:ばね探訪

ばね探訪は、ばねメーカーである東海バネ工業株式会社が運営するオウンドメディアです。「ばね」という専門性の高いテーマに特化しながら、製造現場や技術情報をわかりやすく発信しています。

一般的なSEO記事だけではなく、工場見学や技術者インタビューなど独自性の高いコンテンツを展開している点が特徴です。

ニッチ領域でも、自社ならではの情報発信によって差別化できる好例といえるでしょう。

HubSpot日本語公式ブログ|インバウンド戦略で認知拡大に成功

引用元:HubSpot日本語公式ブログ

HubSpot日本語公式ブログは、マーケティング・営業・CRMに関する情報を発信しているオウンドメディアです。SEO、メールマーケティング、営業DXなど、BtoB担当者向けの幅広いテーマを扱っています。

検索ニーズを捉えた記事設計に加えて、ホワイトペーパーや製品導線も整備されており、リード獲得につながっている点が特徴です。

また、「役立つ情報を継続的に提供する」というインバウンドマーケティング思想を徹底している点も、多くの企業に参考にされています。

ナイルのSEO相談室|SEOノウハウ発信でリード獲得を強化

引用元:ナイルのSEO相談室

ナイルのSEO相談室は、SEOやコンテンツマーケティングに関する情報を発信しているオウンドメディアです。

初心者向けの基礎知識から、実践的なSEOノウハウまで幅広く発信しており、多くの検索流入を獲得しています。

また、記事内ではホワイトペーパーや問い合わせへの導線が自然に設計されており、リード獲得にも成功しています。

SEOで集客しながら、コンバージョンにつなげるBtoBオウンドメディアの代表的な成功事例です。

【BtoC】オウンドメディアの成功事例

BtoC企業のオウンドメディアでは、商品の販売だけではなく、ブランドの世界観づくりやファン獲得を目的に運用されるケースが多くあります。

特にBtoC領域では、ユーザーとの接触回数や共感形成が重要になるため、「読みたくなるコンテンツ」を継続的に発信することがポイントです。

ここでは、実際に成果を出しているBtoC企業のオウンドメディア事例をご紹介します。

▼【BtoC】オウンドメディアの成功事例

となりのカインズさん|地域密着型コンテンツでファンを獲得

引用元:となりのカインズさん

となりのカインズさんは、ホームセンターを展開するカインズが運営するオウンドメディアです。

DIYや暮らしに役立つ情報だけではなく、地域情報やエンタメ性の高い企画記事なども発信しており、多くのユーザーから支持を集めています。

単なる商品訴求ではなく、「暮らしを楽しむ」というテーマで情報発信している点が特徴です。

結果として、ブランド認知拡大やファン獲得につながっており、BtoCオウンドメディアの代表的な成功事例として注目されています。

THE BAKE MAGAZINE|ブランドの世界観を活かした情報発信

引用元:THE BAKE MAGAZINE

THE BAKE MAGAZINEは、BAKE INC.が運営するオウンドメディアです。

スイーツや食文化に関するストーリー性のあるコンテンツを発信しており、ブランドの世界観を強く打ち出している点が特徴です。

単なる商品紹介ではなく、生産者インタビューや食に関するコラムを通じて、ユーザーとの接点を増やしています。

コンテンツを通じてブランドへの共感を生み出し、ファン化につなげている好例といえるでしょう。

OMG PRESS|メガネ選びのノウハウ発信でエンゲージメント向上

引用元:OMG PRESS

OMG PRESSは、メガネ・サングラス通販Oh My Glassesが運営する、メガネスタイルマガジンです。顔型別のメガネ選びや、トレンド情報など、ユーザーが実際に悩みやすいテーマを中心にコンテンツを展開しています。

検索ニーズを意識しながらも、読みやすいデザインやビジュアルを活用している点が特徴です。

実用性とブランド訴求を両立させることで、ユーザーとのエンゲージメント向上につなげています。

DOOR by ABC-MART|商品導線を活かして購買につなげる

引用元:DOOR by ABC-MART

DOOR by ABC-MARTは、ファッションやスニーカーに関する情報を発信しているオウンドメディアです。コーディネート提案やトレンド情報など、ユーザーが興味を持ちやすいコンテンツを展開しています。

記事内から商品ページへの導線が自然に設計されており、コンテンツ閲覧から購買へつなげている点が特徴です。

オウンドメディアを「集客」だけではなく、「売上向上」につなげている成功事例といえるでしょう。

HonNe|比較・口コミコンテンツで信頼を獲得

引用元:HonNe

HonNeは、商品やサービスの口コミ・比較情報を発信しているオウンドメディアです。

ユーザー視点を重視したレビューコンテンツを展開しており、「実際に使った感想を知りたい」「購入前に比較したい」といったニーズに応えています。特に、メリットだけではなくデメリットにも触れながら情報発信している点が特徴で、ユーザーが意思決定しやすいコンテンツ設計になっています。

さらに、実際の利用イメージが伝わる構成や、わかりやすいレビュー設計によって、ユーザーの購買前の不安解消にもつながっています。

ユーザーに寄り添った情報発信を行うことで、検索流入だけではなく、メディア自体への信頼獲得にも成功している事例といえるでしょう。

Red Bull|ライフスタイル発信でブランド価値を向上

引用元:Red Bull

Red Bullは、エナジードリンクの販売だけではなく、スポーツ・音楽・カルチャーに関する情報発信を積極的に行っています。

特に、エクストリームスポーツやイベントコンテンツを通じて、「挑戦」や「熱狂」といったブランドイメージを確立している点が特徴です。

商品説明を中心にするのではなく、ユーザーが憧れるライフスタイルを発信することで、世界的なブランド認知を獲得しています。

コンテンツを通じてブランドそのものの価値を高めている、代表的なコンテンツマーケティング成功事例といえるでしょう。

北欧、暮らしの道具店|世界観設計でファン化に成功

引用元:北欧、暮らしの道具店

北欧、暮らしの道具店は、ECとオウンドメディアを組み合わせた代表的な成功事例です。

暮らしに寄り添うコラムや動画、ラジオコンテンツなどを発信しており、ユーザーとの継続的な接点を作っています。

商品の販売だけではなく、「心地よい暮らし」という世界観をコンテンツ全体で表現している点が特徴です。

結果として、多くのファンを獲得しており、コンテンツを通じたブランド形成に成功しています。

【採用】オウンドメディアの成功事例

採用目的のオウンドメディアでは、企業文化や働く人の価値観を発信し、応募者とのミスマッチを減らす役割が期待されています。

特に近年では、求人情報だけでは伝わらない「会社のリアル」を発信する企業が増えています。

ここでは、採用ブランディングに成功しているオウンドメディア事例をご紹介します。

▼【採用】オウンドメディアの成功事例

mercan|社員発信コンテンツで採用ブランディングを強化

引用元:mercan

mercanは、株式会社メルカリが運営する採用オウンドメディアです。

社員インタビューや働き方、プロジェクト紹介などを通じて、企業文化をリアルに発信しています。

特に、現場社員が主体となって情報発信している点が特徴で、応募者に対して「実際に働くイメージ」を伝えています。

結果として、採用ブランディング強化や、カルチャーマッチする人材獲得につながっています。

ジモコロ|カルチャー発信で企業認知を拡大

引用元:ジモコロ

ジモコロは、イーアイデムが運営するオウンドメディアです。

ユニークな企画記事や体験型コンテンツを数多く発信しており、高いSNS拡散力を持っている点が特徴です。

一般的な採用メディアとは異なり、「面白いコンテンツ」を通じて企業認知を広げている点が大きな強みといえるでしょう。

結果として、若年層を中心に企業への興味関心を高めることに成功しており、採用ブランディングにもつながっています。

CAREER HACK|キャリア情報発信で若手層へアプローチ

引用元:CAREER HACK

CAREER HACKは、エン・ジャパン株式会社が運営するオウンドメディアです。

キャリア形成や働き方、業界トレンドに関する情報を発信しており、若手ビジネスパーソンから高い支持を集めています。

特に、インタビュー記事や実体験ベースのコンテンツを多く取り入れている点が特徴です。

ユーザーに役立つ情報を継続的に提供することで、企業認知や採用強化につなげています。

ドーミーインこぼれ話|現場のリアルな声で応募者を獲得

引用元:ドーミーインこぼれ話

ドーミーインこぼれ話は、ホテル事業を展開する共立メンテナンスが運営するオウンドメディアです。

ホテル運営の裏側や、スタッフの日常、接客へのこだわりなどを発信しており、働く現場の雰囲気をリアルに伝えています。

求人情報だけでは伝わりにくい企業文化を発信することで、応募者とのミスマッチ防止にもつながっています。

また、「人」に焦点を当てたコンテンツによって、企業への親近感や信頼感を高めている点も特徴です。

オウンドメディアの成功事例に共通するポイント

ここまで紹介した成功事例には、複数の共通点があります。

単に記事数を増やしているだけではなく、ターゲット設計やコンテンツ戦略、導線設計まで含めて、継続的に改善を行っている企業が成果を出しているのです。

ここでは、オウンドメディア成功企業に共通するポイントを解説します。

▼オウンドメディアの成功事例に共通するポイント

運用目的が明確になっている

成功しているオウンドメディアは、「何のために運用するのか」が明確に定まっています。

例えば、リード獲得を目的とする場合は、問い合わせや資料請求につながるコンテンツ設計が重要です。一方で、採用強化を目的とする場合は、企業文化や働く人の価値観を伝えるコンテンツが求められます。

目的が曖昧なまま運用すると、コンテンツの方向性がブレやすくなり、成果にもつながりにくくなります。

成功している企業ほど、オウンドメディアで実現したいゴールを明確に設定したうえで、戦略的に情報発信を行っているのです。

ユーザーに役立つ情報を発信している

成功しているオウンドメディアは、自社が伝えたい情報だけではなく、ユーザーが求めている情報を重視しています。

例えば、検索されやすい悩みや課題に対して、具体的な解決策を提示しているケースが多く見られます。

単なる商品紹介ばかりでは、ユーザーに読まれにくく、継続的な集客にもつながりません。

一方で、ユーザーにとって役立つノウハウや実践的な情報を発信できれば、検索流入の増加だけではなく、企業への信頼獲得にもつながります。

自社ならではの情報を取り入れている

成果を出しているオウンドメディアは、他社にはない独自性を持っています。

例えば、実際の支援事例や、現場担当者の知見、インタビュー記事など、自社だからこそ発信できる情報を積極的に取り入れている点が特徴です。

インターネット上に似たような情報が増えている中で、独自性のないコンテンツだけでは差別化が難しくなっています。

そのため、成功している企業ほど、自社の強みや専門性を活かしたコンテンツ制作に力を入れています。

ユーザーに「このメディアだから読みたい」と感じてもらえる状態を作ることが、長期的な成果につながります。

PDCAを継続的に回している

オウンドメディアは、記事を公開したら終わりではありません。

成功している企業ほど、アクセス数や検索順位、CV率などを分析しながら、継続的に改善を行っています。

例えば、検索順位が伸びない記事をリライトしたり、CTAを改善したりすることで、成果を高めています。

また、ユーザー行動データをもとにコンテンツ企画を見直している企業も少なくありません。

オウンドメディアは短期間で成果が出る施策ではないからこそ、改善を積み重ねながら育てていく視点が重要です。

CVにつながる導線を設計している

成功しているオウンドメディアは、単にPVを集めるだけではなく、コンバージョンまで見据えて設計されています。

例えば、記事内にホワイトペーパーDLや問い合わせ導線を設置し、ユーザーが次の行動を取りやすい状態を作っています。

どれだけアクセス数が増えても、CVにつながらなければビジネス成果には直結しません。

そのため、リード獲得や商談化を目的とする場合は、コンテンツとCV導線をセットで設計することが重要です。

特にBtoBオウンドメディアでは、「検索流入→資料請求→商談化」までを一連の流れとして設計している企業が成果を出しています。

まとめ|成功事例から自社に合うオウンドメディア戦略を見つけよう

本記事では、BtoB・BtoC・採用領域におけるオウンドメディアの成功事例18選をご紹介しました。

オウンドメディアで成果を出している企業は、単に記事を増やしているのではなく、運用目的を明確にしたうえで、ユーザーに価値のある情報を継続的に発信しています。

また、自社ならではの強みを活かしたコンテンツ制作や、CVにつながる導線設計、継続的な改善を行っている点も共通しています。

オウンドメディアは短期間で成果が出る施策ではありません。しかし、正しい戦略で継続的に運用することで、中長期的なマーケティング資産として大きな価値を生み出します。

ぜひ本記事で紹介した成功事例を参考に、自社に合ったオウンドメディア戦略を検討してみてください。

この記事の監修者

長峰 彩乃
長峰 彩乃
株式会社エスプール
ヒューマンキャピタル事業部 ニアバウンド支援部 部長
株式会社エスプール新卒入社。主幹事業である人材派遣事業を経て、ヒューマンキャピタル事業部へ配属。スタートアップ向け営業支援サービスの営業リーダー就任後、個人売上高3億円を達成。人脈を活用した大手企業開拓手法「ニアバウンド」を発信。

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