COLUMNタクウィルコラム

スタートアップ企業におすすめの営業・商談設定代行会社7選:選び方の注意点やポイントを解説!

スタートアップ企業が成長していくには、スピード感のある営業活動が欠かせません。

しかし、「営業人材がいない」「営業のやり方がわからない」といった課題を抱える企業も多いのではないでしょうか。

そんな時に力になるのが、営業・商談設定の代行会社です。うまく利用することで、社内の負担を減らしながら売上アップを狙えます。

本記事では、スタートアップにおすすめの営業・商談設定代行会社を7社紹介します。さらに、選び方のポイントや依頼するタイミング、費用相場についてもまとめました。

この記事を読むことで、自社にぴったり合う営業代行会社を選び、効率よく売上アップを目指せるようになるでしょう。

▼この記事でわかる内容

この記事の監修者

長峰 彩乃
長峰 彩乃
株式会社エスプール
ヒューマンキャピタル事業部 ニアバウンド支援部 部長
株式会社エスプール新卒入社。主幹事業である人材派遣事業を経て、ヒューマンキャピタル事業部へ配属。スタートアップ向け営業支援サービスの営業リーダー就任後、個人売上高3億円を達成。人脈を活用した大手企業開拓手法「ニアバウンド」を発信。

新規開拓を目指す営業担当者さまから、決裁者にたどり着けない、1年かけても成果が出ないといったお悩みを伺うケースが増えています。

営業における壁を突破するための新しいアプローチとして、「ニアバウンド」を活用したサービス『タクウィルセールス』がおすすめです。

タクウィルセールスは、エンタープライズ企業の決裁者との商談を効率的に創出する法人向けサービスです。​14,000名以上の意思決定者データベースを活用し、商談設定までを一括でサポートします。

​月額固定費ゼロで、費用は商談単価のみです。顧問との関係構築や調整の手間を省き、営業チームは商談対応に専念できます。

​従来のテレアポや展示会では難しかった大手企業の決裁者へのアプローチを可能にし、成約率と営業効率の向上を実現します。

>>「タクウィルセールス」についてサービス内容を見る

目次
  1. スタートアップ企業におすすめの営業・商談設定代行会社7選
  2. スタートアップ企業の営業代行会社の選び方
  3. スタートアップ企業が営業代行会社を依頼するタイミング
  4. スタートアップ企業が営業代行を使う理由とは
  5. スタートアップ企業が営業代行を使う3つのメリット
  6. スタートアップ企業が営業代行を使う2つのデメリット
  7. スタートアップ企業が営業代行会社を利用する際の費用相場
  8. まとめ:スタートアップ企業は営業代行会社で成果を出そう

スタートアップ企業におすすめの営業・商談設定代行会社7選

スタートアップ企業におすすめの営業・商談設定代行会社は以下の表の通りです。

会社名サービス内容料金体系特徴
株式会社エスプールプロ人材の人脈を活用して、ターゲット企業のキーマンとの商談機会を設定月額固定費ゼロで、費用は商談単価14,000名以上の意思決定者データベースを活用し、商談設定までを一括でサポート
セールスギルド株式会社営業戦略の立案から実行、営業人材の採用・育成まで一気通貫の伴走支援固定報酬型単なる外注の営業代行ではなく、顧客の営業組織を強化し、内製化できる状態を目指す伴走型の営業支援が特徴
インプレックスカンパニー株式会社営業に関するあらゆる課題をワンストップで解決要問い合わせ全国の主要都市にある営業拠点から全国のターゲットへ訴求が可能
株式会社ディグロステレアポ代行や商談代行など、営業支援に関わる事業を展開固定報酬型テレアポ代行は、アポイント獲得とプロデュース力に特化
カイタク株式会社データ、マルチチャネル、オートセールスを活用し、営業課題をワンストップで解決する伴走型営業支援サービス固定報酬型営業戦略・設計から改善まで、フルサポート型営業サポート
株式会社コンフィデンスセールスノウハウを駆使することで事業戦略やマーケティングの課題解決を行うプロフェッショナル集団要問い合わせ1998年に営業代行を早く始めた業界のパイオニア
株式会社セレブリックス人を通じた企業変革を支援し、採用や各種BPOサービスにも対応要問い合わせ27年間、1,300社、12,600サービスの実績を活かし、データドリブンで営業課題を解決

1.株式会社エスプール

引用元:株式会社エスプール

株式会社エスプールは、エンタープライズ企業の決裁者との商談を効率的に創出する法人向けサービスの「タクウィルセールス」を運営する企業です。

14,000名以上の意思決定者データベースを活用し、商談設定までを一括でサポートします。​月額固定費ゼロで、費用は商談単価のみです。

​顧問との関係構築や調整の手間を省き、営業チームは商談対応に専念できます。

​従来のテレアポや展示会では難しかった大手企業の決裁者へのアプローチを可能にし、成約率と営業効率の向上を実現します。

▼利用者の声

決裁者との商談機会を得られるようになりました。
特に、タクウィルセールスの顧問の皆さまは、当社が提供するサービスの特徴や提供価値を深く理解いただいており、「受注に繋がる商談」にフォーカスした商談設定がスピーディで、サービスの質が非常に良いと感じています。
引用:株式会社LegalOn Technologies 受注に繋がる商談により営業活動が加速
タクウィルセールスを導入したことで、毎月7〜8件の新規商談を安定して獲得できるようになりました。
自社だけでは接点を持てなかった大手企業や、決裁者との商談機会が増加し、商談を獲得するスピードも速くなりました。
引用:株式会社カンリー タクウィルセールスで商談獲得のスピードと安定性を実現
企業名株式会社エスプール
所在地〒101-0021
東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル10F
料金要問い合わせ
サービス内容プロ人材の人脈を活用して、ターゲット企業のキーマンとの商談機会を設定するサービス
公式URLhttps://takuwil.spool.co.jp/about/takuwil-sales/

2.セールスギルド株式会社

引用元:セールスギルド株式会社

セールスギルド株式会社は、営業戦略の立案から実行、営業人材の採用・育成まで一気通貫の伴走支援を行う企業です。

将来を見据え、量だけではなく質と成果にこだわった営業リソースを提供しています。

単なる外注の営業代行ではなく、顧客の営業組織を強化し、内製化できる状態を目指す伴走型の営業支援が特徴です。

インサイドセールス代行~商談代行まで柔軟に対応してくれるため、ワンストップで支援を依頼したい企業にもおすすめです。

企業名セールスギルド株式会社
所在地〒160-0023
東京都新宿区西新宿7丁目18-5 VORT西新宿502
料金要問い合わせ
サービス内容営業戦略の立案から実行、営業人材の採用・育成まで一気通貫の伴走支援
公式URLhttps://www.salesguild.co.jp/

3.インプレックスカンパニー株式会社

引用元:インプレックスカンパニー株式会社

インプレックスカンパニー株式会社は、営業に関するあらゆる課題をワンストップで解決する企業です。

さまざまな業界に精通した専属のプロジェクトチームを編成し、フィールドセールス・インサイドセールス・テレマーケティングを有効活用した全国的な営業支援を行っています。

全国の主要都市にある営業拠点から全国のターゲットへ訴求が可能です。

貴社に代わって営業メンバーをOJT育成してくれる点も魅力です。

企業名インプレックスカンパニー株式会社
所在地〒105-6318
東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー18階
料金要問い合わせ
サービス内容営業に関するあらゆる課題をワンストップで解決
公式URLhttps://www.imprexc.jp/

4.株式会社ディグロス

引用元:株式会社ディグロス

株式会社ディグロスは、テレアポ代行や商談代行など、営業支援に関わる事業を展開している企業です。

テレアポ代行は、アポイント獲得とプロデュース力に特化しており、高い品質のアポイントメント提供しています。

事業開始から15年間蓄積されたノウハウと1,600社以上の支援実績をもとにした営業支援が受けられます。

企業名株式会社ディグロス
所在地〒106-0032
東京都港区六本木1丁目4−5アークヒルズサウスタワー7階
料金新規アプローチ:
10,000円~80,000円/件
掘り起こし
8,000円~20,000円/件
サービス内容テレアポ代行や商談代行など、営業支援に関わる事業を展開
公式URLhttps://dgloss.co.jp/

5.カイタク株式会社

引用元:カイタク株式会社

カイタク株式会社は、データ、マルチチャネル、オートセールスを活用し、営業課題をワンストップで解決する伴走型営業支援サービスを運営する企業です。

営業戦略・設計から改善まで、フルサポート型営業サポートを行っています。事前分析からはじまり、設計、営業資材作成、実施計測、改善分析のサイクルで営業活動を支援します。

また、最先端のセールスインテリジェンスデータを活用して成果を最大化している点も魅力です。現代のセールステックで可能なほぼすべてのセールスインテリジェンスデータを利用できます。

企業名カイタク株式会社
所在地〒162-0835
東京都新宿区中町19-6
料金カイタクLITE:月額15万円〜
伴走型営業支援「カイタク」:月額36万円〜
「カイタク」グロースパートナー:月額120万円〜
サービス内容データ、マルチチャネル、オートセールスを活用し、営業課題をワンストップで解決する伴走型営業支援サービス
公式URLhttps://kaitak-sales.com/

6.株式会社コンフィデンス

引用元:株式会社コンフィデンス

株式会社コンフィデンスは、セールスノウハウを駆使することで事業戦略やマーケティングの課題解決を行うプロフェッショナル集団です。

1998年に営業代行を早く始めた業界のパイオニアであり、累計1,050社を超える導入実績があります。

一般の営業代行とは異なり、営業フェーズではクロージングや商談、提案までを実施することが特徴です。

顧客へヒアリングを実施することで、マーケティングを含めたPDCAサイクルを回しやすくします。

企業名株式会社コンフィデンス
所在地〒107-0052
東京都港区赤坂4-1-30 AKABISHI-Ⅱビル5階、6階、7階
料金要問い合わせ
サービス内容セールスノウハウを駆使することで事業戦略やマーケティングの課題解決を行うプロフェッショナル集団
公式URLhttps://confidence.co.jp/

7.株式会社セレブリックス

引用元:株式会社セレブリックス​​

株式会社セレブリックス​​は、営業・販売・集客・採用などのビジネスプロセスを人の力で変革し、顧客の成長の立役者となるサービスを提供する企業です。

人を通じた企業変革を支援し、採用や各種BPOサービスにも対応しています。

27年間、1,300社、12,600サービスの実績を活かし、データドリブンで営業課題を解決しています。

コンサルサービスでも、自社で成果実証済のデータを元に「売れる営業」の仕組み化を支援可能です。

企業名株式会社セレブリックス​​
所在地〒135-0063
東京都江東区有明3-7-18 有明セントラルタワー7階
料金要問い合わせ
サービス内容人を通じた企業変革を支援し、採用や各種BPOサービスにも対応
公式URLhttps://www.cerebrix.jp/

スタートアップ企業の営業代行会社の選び方

営業代行会社を選ぶ際には、いくつかの重要な基準を押さえる必要があります。スタートアップはリソースや時間に制約があり、選定ミスが大きなロスにつながるリスクがあるためです。

ここでは、営業代行会社を選ぶ上で重要な3つのポイントを解説します。

▼スタートアップ企業の営業代行会社の選び方

選び方①|実績の有無

営業代行会社の実績確認は必須です。スタートアップは限られた予算で成果を求めるため、確実に実績をあげたパートナーを選ばなければなりません。

単なる創業年数や取引社数ではなく、自社と同じ業界・ビジネスモデル・フェーズにおいて具体的な成果を出してきたかを確認することが重要です。

実績を確認する際は「業界での実績」や「商談化率」「売上貢献度」などを確認しましょう。

過去のクライアント事例を具体的に聞き、KPI達成状況を数字で示してもらうなど、より踏み込んだヒアリングを行うことが失敗しない営業代行会社選びにつながります。

スタートアップ期は一つひとつの判断が未来に直結します。確実な実績を持つ会社を選びましょう。

選び方②|KPIの設計力があるか

営業代行会社を選ぶ際には、単なる実行力だけでなく、戦略設計力を持っているかを見極めることが重要です。特にKPIの設計力は、成果に直結するため妥協できないポイントです。

スタートアップ企業は、リソースの限界がある中で限られた営業活動から最大の成果を引き出す必要があるため、無計画な営業活動では時間もコストも浪費してしまいます。

優れた営業代行会社は、単にアポ件数だけを目標とするのではなく「商談化率」「受注率」「顧客単価」「リード獲得単価」など、事業フェーズに合わせた多角的なKPIを設計します。

さらに、それぞれのKPIに対する行動計画や改善サイクルも明確に提示できるかが重要な見極めポイントです。

KPI設計力を確認するためには、過去のクライアント事例において、どのようなKPIを設定し、どの程度達成できたかを具体的にヒアリングする必要があります。

また、設定したKPIに対する達成・未達成の要因分析まで実施できているかを確認しましょう。

選び方③|料金

営業代行会社を選ぶ際に料金体系を正しく理解することは重要です。

スタートアップは限られた予算で最大限の成果を求めるため、コストパフォーマンスを慎重に見極める必要があります。ただし、単に安いサービスを選ぶだけでは失敗するリスクもあります。

料金を検討する際には、単価だけでなく成果目標と費用対効果を比較することが不可欠です。例えば、成果報酬型でも単価が高すぎれば総コストが膨らみ、かえって割高になるケースもあります。

また、初期費用の有無、成果定義の明確さ、キャンセルポリシーなど契約条件も事前に確認しておきましょう。

費用構成を曖昧にしたまま進めると、後から追加費用が発生し、想定以上のコストを支払うことになりかねません。

スタートアップ企業が営業代行会社を依頼するタイミング

営業代行の導入タイミングを誤ると、期待する効果が得られないどころか、かえってコスト負担だけが増えるリスクもあります。

ここでは、スタートアップ企業が営業代行会社を依頼するタイミングについて解説します。

▼スタートアップ企業が営業代行会社を依頼するタイミング

タイミング①|PMF済みで販売チャネルの拡大を狙うとき

PMF(プロダクトマーケットフィット)を達成した後は、スピーディーに市場浸透を図ることが最優先課題となります。

PMFとは、製品やサービスが顧客のニーズに合致し、適切な市場で受け入れられている状態を指します。製品やサービスが一定の市場ニーズを満たしていることが証明されており、限られたリソースで拡販活動を加速させる必要があります。

しかし、スタートアップ内部の営業人員だけでは、短期間で十分な商談数を確保するのが困難な場合も多いのが実情です。

営業代行会社を活用することで、既存リソースを補完しながら、より広範なターゲット層へのアプローチが可能になります。

特に新規開拓に強い営業代行会社を選定すれば、限られた時間の中で効率的に販売チャネルを拡大できるでしょう。

さらに、PMF後の営業活動においては、単なるリード獲得だけでなく「ターゲット市場の絞り込み」「顧客プロファイルの精緻化」なども同時に進める必要があります。

営業代行会社のナレッジを活用すれば、高度なマーケティング施策をスピーディーに展開できる点も大きなメリットです。

タイミング②|インバウンドリードに限界を感じ始めたとき

インバウンドリードだけでは成長を維持できないと感じたら、営業代行会社の導入を検討すべきです。

成長フェーズに突入すると、自然流入だけではリード獲得が頭打ちになり、新規案件の獲得ペースが鈍化します。特に競争の激しい市場では、待ちの姿勢だけではビジネスチャンスを逃すリスクが高まります。

営業代行を活用することで、ターゲット企業へのアプローチリスト作成から架電・メール営業まで一貫して代行し、従来アクセスできなかった顧客層にもリーチが可能になります。

アウトバウンド強化により、リード獲得チャネルを拡大し、インバウンド施策との相乗効果も期待できる体制を整えられます。

また、アウトバウンドとインバウンドをバランス良く組み合わせることで、安定的な案件供給体制が実現します。

インバウンド限界の兆候を見逃さず、早めに営業代行のリソースを活用することで、成長を止めず次のステージへ進む準備が整います。

タイミング③|VCから営業を回すよう言われ始めたとき

VC(ベンチャーキャピタル)や投資家から営業活動の強化を求められた場合は、営業代行会社の導入を本格的に検討すべきです。

資金調達後は、売上拡大とスケール戦略を迅速に実行しなければなりません。内部リソースだけでスピード感を担保できない場合、外部パートナーの活用が極めて有効となります。

営業代行会社は、即戦力となる営業体制を短期間で構築できるため、組織づくりに時間をかけずに市場展開を加速できます。

リード獲得から商談クロージングまでをスムーズに実行できる体制を外部に確保することで、経営層が次の資金調達や経営戦略に集中できる環境を整えることが可能です。

また、営業代行を活用することで、営業活動のデータ蓄積と改善サイクルの構築も進めやすくなります。

投資家への進捗報告においても、具体的なKPI管理と実績数値を提示できるため、信用獲得に直結する効果も期待できます。

新規開拓を目指す営業担当者さまから、決裁者にたどり着けない、1年かけても成果が出ないといったお悩みを伺うケースが増えています。

営業における壁を突破するための新しいアプローチとして、「ニアバウンド」を活用したサービス『タクウィルセールス』がおすすめです。

タクウィルセールスは、エンタープライズ企業の決裁者との商談を効率的に創出する法人向けサービスです。​14,000名以上の意思決定者データベースを活用し、商談設定までを一括でサポートします。

​月額固定費ゼロで、費用は商談単価のみです。顧問との関係構築や調整の手間を省き、営業チームは商談対応に専念できます。

​従来のテレアポや展示会では難しかった大手企業の決裁者へのアプローチを可能にし、成約率と営業効率の向上を実現します。

>>「タクウィルセールス」についてサービス内容を見る

スタートアップ企業が営業代行を使う理由とは

ここでは、営業代行利用を検討すべき代表的な理由について詳しく解説します。

▼スタートアップ企業が営業代行を使う理由とは

理由①|営業人材が不足しているから

スタートアップの多くは、エンジニアやマーケターなどの専門人材を優先して採用しがちで、営業職の採用は後回しになる傾向があります。結果として、リードを獲得しても営業プロセスを回せる人材が足りず、ビジネスチャンスを逃してしまうケースが目立ちます。

課題を解決するには、即戦力となる営業リソースを外部から確保するのが効果的です。営業代行会社であれば、ターゲット選定からアプローチ、商談設定までを一括して支援できるため、最小限の工数で営業活動をスタートできます。

さらに、経験豊富な営業プロフェッショナルを活用することで、単なる人員補充にとどまらず、営業手法の体系化や見込み客管理の仕組みづくりも並行して進められるメリットがあります。

限られた社内リソースを開発やプロダクト改善に集中させながら、営業活動も着実に前進させる戦略が取れるのです。

理由②|営業体制の立ち上げが遅れているから

プロダクト開発を優先するスタートアップでは、営業体制の構築が後回しになることも珍しくありません。

しかし、製品・サービスが完成したタイミングで営業部門が未整備だと、いざ市場投入しても十分な販売活動ができず、売上拡大の機会を逃すリスクが高まります。

そのため、営業代行会社を活用してスピーディーに営業活動を立ち上げることが有効です。営業代行会社は、初期フェーズでも成果を出しやすい仕組みを持っており、ターゲット市場に応じた営業戦略を短期間で設計・実行できます。

また、営業代行を活用することで、社内営業部門をゼロから立ち上げるまでの“つなぎ”としても機能させることが可能です。

リード獲得から商談化までの一連のプロセスを外部に任せ、並行して社内で営業チームの採用・育成を進めるなど、成長フェーズに応じた柔軟な体制づくりが可能になります。

スタートアップ企業が営業代行を使う3つのメリット

営業代行を活用することで、スタートアップ企業は限られたリソースの中でも成長スピードを維持し、事業を加速させることが可能です。

ここでは、営業代行活用による代表的なメリットについて整理します。

▼スタートアップ企業が営業代行を使う3つのメリット

メリット①|早期収益化が狙える

営業代行を活用すれば、スタートアップ企業はプロダクトやサービスの市場投入直後から効率的に売上を立てられます。

自社で営業組織を一から立ち上げるには時間とコストがかかりますが、営業代行なら即戦力を短期間で確保できるため、収益化までのリードタイムを大幅に短縮できるのです。

また、営業代行会社は、ターゲット選定やアプローチ手法に関する豊富なナレッジを持っているため、無駄な施策にリソースを割くリスクも減ります。

スタートアップが限られた資金と時間の中でも、確実に成果を出しながら次の資金調達や事業拡大に向けた体制づくりを加速できるメリットがあります。

メリット②|育成リソース不足の解消

スタートアップでは、営業組織をゼロから育てるだけの人員やノウハウが不足しているケースが多く見られます。そのため、外部の営業代行会社を活用し、初期フェーズの営業活動をプロフェッショナルに任せる戦略が有効です。

営業代行会社は、営業スキルが一定以上に鍛えられたスタッフを抱えており、商談設定からクロージングまで高水準のパフォーマンスを維持できます。社内メンバーに負担をかけずに営業活動を展開できるだけでなく、実際の活動を通して得た知見を社内にフィードバックすることも可能です。

さらに、営業活動の型化やノウハウ共有が進めば、後続の社内営業チーム立ち上げ時にもスムーズな引き継ぎが実現します。

限られたリソースを効率よく配分しながら、組織全体の営業力底上げを図るためにも、営業代行の活用は極めて有効な手段となります。

メリット③|新規顧客の開拓につながる

営業代行会社の持つ独自ネットワークやアプローチ手法を活用することで、自社だけではアクセスが難しい新規顧客層への開拓が可能になります。

特にスタートアップにとっては、早期に顧客基盤を広げることが事業安定化の鍵となるため、スピード感ある新規開拓は大きな強みです。

営業代行によって、ターゲット市場に応じた精緻なリストアップや効果的なアプローチ手法の設計、アポイント獲得率向上施策の実施が期待できます。自社リソースだけでは到達し得なかった市場セグメントへのアプローチが可能です。

そのため、売上の拡大と同時にブランド認知の向上にもつながり、スタートアップの成長加速に大きく寄与します。

スタートアップ企業が営業代行を使う2つのデメリット

タートアップが営業代行を活用する際には、メリットだけでなくデメリットも正しく理解し、リスクを織り込んだうえで活用戦略を立てることが重要です。

ここでは、スタートアップ企業が営業代行を使う2つのデメリットをご紹介します。

▼スタートアップ企業が営業代行を使う2つのデメリット

デメリット①|ナレッジが蓄積しにくい

営業活動を外部パートナーに依存すると、社内に営業ノウハウが蓄積しづらくなるリスクがあります。

営業代行会社に任せきりの状態が続くと、自社内に営業プロセスの設計ノウハウや顧客開拓に関する知見が残らず、将来的な自走力の欠如につながる可能性があるため注意が必要です。

営業代行会社に単に成果を求めるだけでなく、活動レポートやアプローチ方法、得られた示唆などを逐次共有してもらい、社内ナレッジとして蓄積する仕組みを構築する必要があります。また、営業プロセス設計やターゲット設定についても、自社主導で関与する意識を持つことが重要です。

ナレッジ蓄積を意識しないまま営業代行を使い続けると、将来的に社内営業部門を立ち上げる際に大きなハンデを抱えることになるため、注意が必要です。

デメリット②|営業代行会社に依存しやすくなる

営業代行会社に依存しすぎると、外部パートナーに営業活動をコントロールされるリスクが高まります。

特に契約終了後、急にリード供給が止まった際、自社内に代替手段がないと売上低下を招く危険性があります。

依存リスクを回避するためには、営業代行に任せる範囲を明確にし、自社内でも並行して営業組織の立ち上げ・育成を進めることが重要です。

営業代行会社に成果を求めつつ、自社でもリード獲得チャネルの多様化やインサイドセールス体制の整備を進めておくべきです。

また、営業代行会社との契約条件を慎重に設計し、急なサービス停止リスクに備える体制を整えておくことも欠かせません。

営業代行はあくまで成長支援の手段であり、長期的には自社営業力の内製化を目指すべきでしょう。

スタートアップ企業が営業代行会社を利用する際の費用相場

営業代行会社を利用する際には、費用体系を事前に正しく把握しておくことが不可欠です。コスト構造を理解せず契約を結ぶと、後から予算オーバーに陥るリスクがあります。

ここでは、営業代行の主な料金体系について整理します。

料金体系特徴費用相場
固定報酬型毎月定額支払い、安定稼働向き月額30万〜50万円程度
成果報酬型アポ獲得や受注件数に応じた報酬発生1アポ1~5万円など
混合型固定報酬+成果報酬併用、リスク分散型固定30万円+成果報酬など

費用相場①|固定報酬型

固定報酬型は、毎月決まった金額を支払う仕組みで、契約期間中の費用変動がない点が特徴です。営業活動の安定稼働を重視するスタートアップに向いており、長期的に一定のリード供給を狙う場合に適しています。

想定される費用帯は、月額30〜50万円程度が一般的です。ただし、成果にかかわらず一定額が発生するため、運用管理やPDCAをしっかり回す必要があります。

費用相場②|成果報酬型

成果報酬型は、アポイント獲得や契約成立など、具体的な成果に応じて費用が発生する仕組みです。

初期コストを抑えたいスタートアップに人気ですが、1件あたりの単価が高くなる傾向にあります。相場は企業や販売するサービスによって異なりますが、1アポ1~5万円が相場と言われています。

成果ベースで支払いが発生するため、無駄なコストを削減できる一方で、案件単価を適切に見極めないとトータルコストが割高になるリスクも存在します。

費用相場③|混合型

混合型は、固定報酬と成果報酬を組み合わせた柔軟な料金体系です。

例えば、月額30万円の基本料金に加え、アポイント獲得や契約ごとに追加報酬が発生する形式などが該当します。

初期リスクを抑えつつ、一定の活動保証を得たいスタートアップに向いています。

コスト設計はやや複雑になりやすいため、契約時には成果定義や支払い条件を明確にしておくことが不可欠です。

まとめ:スタートアップ企業は営業代行会社で成果を出そう

本記事では、スタートアップ企業が営業代行会社を活用すべき理由や選び方、注意点について詳しく解説しました。

スタートアップ企業にとって、スピーディーに市場を開拓し収益化を実現するためには、営業活動の最適化が不可欠です。

リソースが限られる環境下で成果を最大化するには、営業代行会社という外部パートナーを上手に活用する戦略が有効です。

営業代行会社の選び方や活用タイミング、料金体系を正しく理解した上で、自社に最適なパートナーを選びましょう。

新規開拓を目指す営業担当者さまから、決裁者にたどり着けない、1年かけても成果が出ないといったお悩みを伺うケースが増えています。

営業における壁を突破するための新しいアプローチとして、「ニアバウンド」を活用したサービス『タクウィルセールス』がおすすめです。

タクウィルセールスは、エンタープライズ企業の決裁者との商談を効率的に創出する法人向けサービスです。​14,000名以上の意思決定者データベースを活用し、商談設定までを一括でサポートします。

​月額固定費ゼロで、費用は商談単価のみです。顧問との関係構築や調整の手間を省き、営業チームは商談対応に専念できます。

​従来のテレアポや展示会では難しかった大手企業の決裁者へのアプローチを可能にし、成約率と営業効率の向上を実現します。

>>「タクウィルセールス」についてサービス内容を見る

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株式会社エスプール
ヒューマンキャピタル事業部 ニアバウンド支援部 部長
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